当たり前
先ほど更新したプロの演奏が“当たり前”になればいいなということに関して思うことがあるのでまとめたいなと思いました。
高校の頃はプロの演奏を聞いても「すごいなぁ〜」とか同じ全国に行く高校生の演奏を聞いても「すごいなぁ〜」と感心していました。が、音大に入り自分の中での基準が、プロの演奏が「当たり前」として、基準として自分の練習にしろ、何かを聞くにしろ考えるようになりました。そのことは自分の中で大切なことで、音大に入るということは僕の場合はプロになりたい!と思って入るわけで、すごいなぁではなくそれが普通にならなくちゃいけないんだと思うんです。なぜならプロの世界はそれが“当たり前で日常”だからです。だから、これからも当たり前の基準を高くしていけるようにいい音楽をたくさん聞いてたくさんの発見をして、どんどん上に行けたらなと思います。
高校生の方も同じ高校生を聞いて感動してるくらいじゃもうその学校の生徒に負けていることを認めているようなものなので、同じ高校生を聞くくらいなら是非プロの演奏を参考にして、プロを超えるように練習して下さいね!プロを目指しているうちに同じ高校生も音大生もみんな超えている。ということなので。
と言いましてももちろん高校生の演奏も僕自身大好きで心打たれるものもありドラマもあり泣けるので聞くのは是非聞いてくださいというところなのですが、あくまで参考として勉強として聞くのなら、という話です。
言葉足らずな文書なんですが、あくまで頭の中にある知識というかバラバラになった考えを集合させてまとめるためにしているのでこれを始めてからはその点と点だけのバラバラな考えが1つの線によって繋がって行っているのを実感しているのでブログをやってよかったなぁ〜と思っています。
次は「憧れから超えるべき存在へ」というタイトルで書こうと思います。
再確認が出来た日
今日も昨日と同じく入試の為学校が使えないのでこのミュートを使って練習しました。
このミュートを使うと音程のコントロールが難しいんです。だからもっと頭の中でしっかり歌わないと。
以前あるテューバ奏者の講習会で「頭の中で歌っている声を主観的に聞いて、実際に出ている音を客観的に聞く」というようなことを仰っていました。これをやると本当に演奏がいい意味で自由になるんです。
そして、「歌う時はセリフをつける」と仰っていたので、確認して見ると得意な音域はしっかりセリフがあっていい意味でリラックス出来ているのに対して、苦手な音域になるとセリフがなくて唇は力んでいて息は無理やりだし、何よりストレスがある音なんです。だから、マウスピースにホースをつけて、どの音域でも「オ」か「ト」で喋れているかをチェックしながらグリッサンドしたりスケール吹いたり練習しました。
僕自身このマウスピースでの練習に少し力を入れているのですが、これにはちゃんと裏付けがあるちゃんと意味を成した練習をしているつもりです。なぜかというと、例えばマウスピースではここまでの音しか出ないけど楽器だと出る。って、高校生とかよくある話じゃないですか?それって楽器で出るっていうのはマウスピースで吹いているより変に負荷をかけたりしているんですよね。それって結局出ているつもりでもとても非効率的なことをしているんです。だから、まず楽器と同じ抵抗にするためにホースをつけてセリフをしっかり喋れているか、どの音域でも口も息も変に変えずにストレスなく吹けるように練習しているんです。
それに、楽器って実は完全ではないのでマウスピースで、歌でしっかり音程が取れないとちゃんと操れないんですよね。だから、歌とマウスピースでソルフェージュをきちんとする。っていうのが大切だと思うんです。そして、今日はブロートンの譜読みをざっとしました。譜読みが難しい(^^;;
これからちゃんと深く掘り下げて行こうと思います。
そして、題名にもあるように再確認が出来たんです。それは師匠が前仰っていた、プロオケに受かるには「正確な音程感と正確な拍子感リズム感。圧倒的な音色が大事」というのを今日オーディションを聴講して再確認出来ました。
今までもこういう機会があったのですが、「ん?」と思う演奏も受け入れなきゃ。と思って受け入れようとしていたのですが、最近プロの生での演奏を聴く機会が多かったり勉強で1週間で一曲オケの勉強をしていて、プロの演奏の音源を聴いてみたり音源と合わせてみたりしているうちにそれに耳が慣れたのか、「ん?」と少しでも思う演奏があれば勝手に身体が受け付けなくなりました。これは個人的に良いことだと思うのでそのプロの演奏が“当たり前”になっていけるように頑張らないとなと思いました。
散らばった知識を集合させる
僕なりに色々楽器について考えていることがあるのですが1つ1つがまだまだがバラバラで一体性を成していないなと思ったでまとめようと思います。
管楽器はwind instrument。Buzzでもなければtonguingでもなく、windなのです。そう、息を使う楽器です。だから、舌を使うにしてもあくまで息の補助。そして、バズィングと呼ばれるものも息が出る上で起こること。だから、しっかり息を入れないといけない。ただし、勢いで息を入れるのではなくあくまで流れの中で。
そして、息は唇を通るので息の通り道をしっかり舗装しなければいけない。これがいわゆるアンブシュアと呼ばれるものなんですよね。だから、しっかり息が形を保ったまま通れるように舗装し、決壊して息が散らばらないようにしなければ。
そして、息が唇に到達する前に通る喉、口内で息の形が崩されないように息を吸った時に広がる喉をそのままの形で、そして舌で息が形を変えないように舌を下げていかなきゃいけないんですよねー。
けどやっぱり大元は息。出るためには息をしっかり吸って、そのまま出す。あくまでも勢いではなく流れの中で。
これはあくまでも僕のレッスンを受けていく中で考えた僕なりの考えです。さあ、練習練習っと。とりあえずこれくらいで失礼します。
ついでに夜は今日のまとめと、マウスピースと楽器について書こうと思います。
では、また夜に💫🌉
座右の銘
今回は先程書いた記事に『座右の銘』をいくつか書いたのですが、その事について纏めようと思います。
前回の記事に、座右の銘は
「常に変わり続ける」
「止まるな。歩き続けろ」
「夢は未来の現実」
という3つの言葉を書いたのですが、多いっ!という方もいらっしゃると思います。というか僕でも多いなと思います(笑)が、僕自身の中でどの言葉もとてもとても大切な言葉なのです。要するに「夢を現実にするには止まらず歩き続けろ。その道の途中である気づきを大事に日々変化し続けること。」みたいな感じですかね。そして、もう1つ座右の銘の大元に人生のコンセプトというものが僕にはあります。面倒臭いですね(笑)そのコンセプトとは、
『時間は皆に等しく平等に与えられている。その平等な時間の中で僕自身に与えられた唯一の権利はその時間をどう過ごすかを選択できる権利のみ。』
というものです。僕はその時間を音楽家になる為に使う事を選びました。だらけて腐るのは本当に簡単。極めようと努力したら光る。けど本当に忍耐が必要。だけどあえて努力する方を選びました。これは尊敬するテュービストの方の言葉です。
そう。このコンセプトを元に座右の銘は生まれました。だからこそ、最近時間の使い方をよく考える機会が多いのです。
以前師匠が仰っていた計画と無計画では約7倍もの違いがある。という話を聞きました。だからもっと単純かつ無駄がない効率の良い練習をしなきゃな〜と。
何より人前で吹くのが苦手だったり聞かれるのが嫌だったので練習室で吹くのが好きではなかったんです。だけど、ある人と話をして、今の自分を受け入れて曝け出すしかない。それでも見捨てないでいてくれた人を大事にする。そして、曝け出した上で努力して努力して輝いてみんなを超える。という言葉を聞き、なるほどなと。大事なのは今ではなく後にどこまで行けるかだな、と。
とても大事なことだなぁ〜と思います。
さあ今日はこれくらいにして、これからのブログは明日の練習メニューのメモと気づきのメモも記録していこうと思います。
今日も沢山の気づきがあって充実した一日だったなぁ〜。
帰る家がありご飯を食べることができ、お風呂に入ることができ、寝ることができる。こんな当たり前の幸せがある事に、そして何よりその当たり前の幸せがあるだけで満足なのに沢山の事に気づけて、新たな発見があって、今は音我苦だけど大好きな楽器を吹くことができるこの上ない幸せな日常を大切に感謝して行きたいと思いました。
明日はもっともっと充実した一日を。
ではまた明日。
初投稿
初投稿です。プロフィールにも書いてある通り、ツイッターには到底書ききれない日々の生活の中での“気づき”を形として記録していきたいな、と思い始めました。
ということで、今日は入試休みで学校の練習室が使用禁止だったので、今住んでいる土地にゆかりのある城の前で練習をしました。↓ここです。
前吹いた時は全然音が遠くまで届かなかったけれど、今回はとてもとても音が飛んでいくのを実感し、少しずつだけど前に進んでいるんだな〜と。練習室の狭い空間に慣れたらダメだな〜と、改めて実感できた1日でした。高校の時の師匠が仰ってた「どこで吹いても頭の中はいつでもホールでコンサートしているつもりで。」という言葉を痛感できました。
いや〜、気づきって素敵ですね。これからもその当たり前かも知れないし目には見えない事もあるけど、とてもとても大切な“気づき”を大切に「常に変わり続ける。」「止まるな。歩き続けろ。」「夢は未来の現実。」という3つの言葉を座右の銘として日々変わり続けながら自分の道を足で作っていけたらなと思います。
さあ長くなりましたが、今日は記録はこの辺で。次は最後にチラッと書いた座右の銘の事でも話していこうかなと思います。
〜harada kazuki tuba〜